キッチンの床はフロアタイル?
「キッチンの床はなにがいいの?」「フロアタイルがいいらしいよ」フロアタイルが良いみたいだけど後悔するの?
とキッチンの床で迷われていませんか?キッチンの床は何がいいのでしょうか?
フロアタイルははたして後悔するのでしょうか?答えから言うと、キッチンの床はフロアタイルを選んでおけば後悔しないです。
キッチンだけでなく、洗面所やトイレと言った水廻りには「フロアタイル」が一番おすすめです。
ただフロアタイルにもデメリットがあるので、今回はデメリットも含めて説明していきます。
フロアタイルってそもそもなに?
フロアタイルは、そもそもなんでしょうか?みなさんがよく聞きく「クッションフロア」と何が違うのでしょうか?
フロアタイルもクッションフロアも同じ塩ビ系シートですが、もう少しわかりやすく言うとタイル状のものを「フロアタイル」と言い、シート状のものを「クッションフロア」と言います。
フロアタイルとクッションフロアの最大の違い
- クッション性の有り無し
- 表面のリアルさ
この2点が大きく違います。クッションフロアは、クッション性がありフワフワしているのに対してフロアタイルにはクッション性がないです。もうひとつの違いは、「リアルさ」です。
どちらも同じプリントですが、フロアタイルには木目やタイルの凹凸まで表現されているのでリアルです。
キッチンの床はフロアタイルで間違いない?
フロアタイルは、水に強くキズがつきにくい材料なのでキッチンの床には最適な材料です。キッチンだけでなく、洗面所やトイレにもフロアタイルが一番です。
クッションフロアも水に強いからいいのでは?と思います。クッションフロアも水に強いですが、キズが付きやすいのですすめません。
クッションフロアが良いです。とすすめる担当者がいたらアウトです。クッションフロアは、賃貸ぐらいしか今は使いません。
フロアタイルがキッチンの床に良い理由のもうひとつが、施工性です。フロアタイルは専用のボンドで留めて貼られるので施工時間が短くてすみます。またキズが付いた場合でも張り替えるのに、その部分だけめくり張替えができるという点です。
フロアタイルはタイルみたいにもできる
フロアタイルには、木目だけなくタイルやモルタルといった表情の種類もあります。そのためタイルみたいな張り方もできます。
フロアタイルの張り方は、フロアタイルとフロアタイルの間に隙間なく張るのがフロアタイルの張り方です。その間に「目地棒」という材料を挟んでいくとタイルみたいな張り方になります。
クッションフロアはタイルの様な張り方ができないので、この点もフロアタイルの良いところです。
フロアタイルのデメリット
水に強くキズにも強いフロアタイルですが、デメリットもあります。それは「長時間立っていると疲れる」。
人にもよりますが、フロアタイルにはクッション性がなく厚さ2~3mm程度なので疲れやすい。これがフロアタイルのデメリットです。
フロアタイルだけに限ったことではないですが、「クッション性」がないフローリングなども長時間立っていると疲れます。これは材料が「固い」というのがその原因です。
フロアタイルのお手入れ
フロアタイルは掃除しやすいのもメリットです。油や薬品になどに強いのでキッチンの床にはマストです。
またお手入れ方法も簡単。水拭きやドライやウエットのフローリングシートなどで拭くだけです。
フロアタイルの種類
フロアタイルには、木目からモルタルやメタルといった様々な柄が豊富です。木目とひとくくりにしても、古材風のものからシンプルなものまであります。
またタタミや絨毯・ヘキサゴンタイル調といったものまである為、好みのテイストを豊富な柄から選ぶことができます。
キッチンの床にフロアタイルの事例
キッチンの床は古材風に加工されたフロアタイルを使っています。キズや経年劣化がリアルに再現されています。
タイルの様に目地をいれたフロアタイルのキッチン床です。モルタルテイストのフロアタイルに目地をいれています。
まとめ
今回のおさらい
- フロアタイルとクッションフロアの違い
- キッチンの床はフロアタイルで間違いない
- フロアタイルは種類が豊富
- フロアタイルはデメリットもある
フロアタイルについてみてきましたが、キッチンの床には適した材料だと思います。木目だけでなくタイルやモルタル調にもでき、水にも強いフロアタイルは水廻りにおすすめです。
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