調湿効果のある珪藻土。最近は広く知れわたり、壁の材料に使う方が多くなってきました。でも「お手入れは?」や「キズや汚れた時はどうすればいい?」といった珪藻土のお手入れはどうすればいいの?と悩んでいませんか?
珪藻土のお手入れ方法は、実は簡単です。今回は「珪藻土のお手入れ方法」について説明していきます
実は簡単珪藻土のお手入れ方法
珪藻土は、塗り壁なのでキズや汚れがついてもクロスと違って張り替えたりする必要がないです。クロスだとキズや汚れが付けばクロス屋さんにお願いして張り替えてもらうなどしなければいけませんが、珪藻土の場合少しのキズや汚れなら、自分たちでできます。
珪藻土の汚れの落とし方
軽い汚れには、消しゴムとサンドペーパーで落とせます。消しゴムの場合は、軽く擦るのがポイントです。力を入れすぎると汚れがひどくなるので、「軽く」です。
消しゴムで落ちない汚れの場合は、サンドペーパーでこすると落ちます。サンドペーパーは目の細かいものがオススメです。こちらも消しゴムと同様に軽くがポイントです。
注意ポイント
色味のついたカラーの珪藻土は、消しゴムを使うと色が落ちる場合がある
珪藻土のキズや欠けが出来た場合
キズや欠けが出来た場合はサンドペーパーでこするとなおります。但しこの方法は、表面上の軽いキズのみです。深いキズや欠けの場合は、まずサンドペーパーでキズや掛けの周りを軽く削り次に霧吹きで水分を与え、その上から新しい珪藻土を周りになじませるように塗るとなおります。
塗るのにわざわざコテなど必要なく、手のひらで十分なので簡単です。
珪藻土のホコリの落とし方
珪藻土を壁に塗ると「コテ跡」という凹凸ができます。この凹凸にホコリが溜まり掃除に一苦労と言う方が多いです。ホコリを落とす簡単な方法が、毛の柔らかいホウキやハタキでやさしく払ってあげると埃は簡単にとれます。
注意ポイント
絶対にやってはいけないのが濡れたぞうきんを絞らずにふくと、シミや珪藻土が溶けてきてしまいます。水拭きするときは、必ず固く絞って水分と取るようにしましょう。
珪藻土のメンテナンスのポイント
珪藻土をメンテナンスで使う時は、必ず同じ色とすること。また多少のキズや欠けの際に上から塗るときは、ホコリなどを必ず落とし、塗った直後は色が目立ちますが乾燥とともに他の部分と馴染んでくるのでべたべたとあまり触らない様にしましょう。
最終手段は珪藻土を塗りなおす
どうしてもキズや欠けが目立つ場合は、全体を塗りなおします。また古くなった珪藻土の場合も塗りなおした方が早いです。クロスと違って珪藻土は、上から塗れるというのも良い所です。
まとめ
今回のポイント
- 珪藻土の欠けやキズはサンドペーパーで直る
- 珪藻土の汚れは消しゴムを使って軽くこする
- 水拭きは基本厳禁。どうしても水拭きするときは固く絞り水分となくす
珪藻土の壁は、調湿効果があり洗面などに使うと効果が期待できます。ただメンテナンス方法がわからないというお声をよく聞きます。今回説明してきた珪藻土のメンテナンスは、簡単にできるので参考にしてみてください。
私たちでは、中古物件の内覧・資料請求・リノベーションに関するご相談など受け付けています。リノベーションに専門の一級建築士がご対応していますので、お気軽にお問合せ下さい。