レトロでオシャレなアメリカンスイッチ
スイッチにも拘りたい!レトロな雰囲気なスイッチがいい!などインテリアにこだわるならスイッチにも拘りたい。と言う方におすすめが「アメリカンスイッチ」です。
日本で使われているスイッチと少し違い、レトロなアメリカンスイッチについて説明していきます。
アメリカンスイッチとはなに?
アメリカンスイッチは日本のスイッチの様にボタンを押して電源のオンオフをするのではなく、トグル(つまみ)を上下に動かしてオンオフするスイッチです。
もともとアメリカの住宅で多く使われていたため「アメリカンスイッチ」と言います。ただ昔は日本の住宅でもよく使われていましたが、メーカーがほとんど製造しなくなり無くなっていきました。
しかしレトロな雰囲気に魅力を感じる方が多くなり、メーカーも再度製造するようになってき今ではパナソニックなどもレトロシリーズというシリーズが出てきています。
Panasonicレトロシリーズ:https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haisen/switch_concent/cla-chic/
アメリカンスイッチの出来ること・出来ないこと
アメリカンスイッチはその見た目がレトロでオシャレですが、日本のスイッチの様に色んなシーンに対応できるという訳ではありません。
アメリカンスイッチで出来ること
スイッチには3路スイッチというオンオフのスイッチがあります。これは階段や廊下などでよく使われるスイッチのでどちらか一方でスイッチをオンにすると反対側でオフにできるというスイッチです。
例えば階段の登り口でスイッチをオンにすると階段を登り切った所でオフにできるという仕組みです。
この3路スイッチはアメリカンスイッチでは今までできなかったのが、最近ではアメリカンスイッチでもできるようになりました。
アメリカンスイッチの出来ないこと
アメリカンスイッチは一般的なスイッチのようにオンオフの仕方が違うだけでほとんど同じですが、1点だけアメリカンスイッチで出来ないことがあります。
それは「調光機能がない」です。調光とは電球の明るさをスイッチで調整できる仕組みです。リビングなどでよく使われることがあります。
アメリカンスイッチにはこの「調光機能」がないのでアメリカンスイッチを使う場合は、調光機能は諦めるかもしくはもう一つの方法として、リモコン付きの電球で照度を調整できるものを選ぶという方法にするしかないです。
アメリカンスイッチのデメリット
アメリカンスイッチはスイッチの個数が増えた時にひとつ問題があります。それは一般的なスイッチの様にスイッチを縦に並べることができないです。
アメリカンスイッチの場合、スイッチの個数が増えるにつれて横幅が長くなってしまいます。縦に並べる事のできないアメリカンスイッチでは、スイッチが多くなればなるほどスイッチのスペースが必要になってきます。
これがアメリカンスイッチのデメリットですが、この横並びがアメリカンスイッチの魅力のひとつです。
パターンで選べるアメリカンスイッチ
アメリカンスイッチも一般的なスイッチと同じように、スイッチ本体やスイッチカバーが選べます。
スイッチ本体やスイッチカバーの両方を白にしたりスイッチは黒、カバーはステンレスといった具合に部屋の雰囲気にあわすこともできるのがアメリカンスイッチです。
まとめ
今回のおさらい
- アメリカンスイッチでも3路スイッチとすることができる
- アメリカンスイッチでは調光機能がない
- スイッチの数が増えるにつれて横幅が長くなる
アメリカンスイッチについて説明してきましたが、レトロな雰囲気がなんといっても魅力です。手軽にオシャレにできるアメリカンスイッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。
私たちでは、中古物件の内覧・資料請求・リノベーションに関するご相談など受け付けています。リノベーションに専門の一級建築士がご対応していますので、お気軽にお問合せ下さい。