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中古物件の内覧で「ここ」が見落とすところ!

中古マンションや中古戸建住宅を購入するにあたり内部は皆さんよくみられますが、その際に必ず見落としがちなポイントがあります。今回ご説明するポイントは簡単に確認できるところばかりなので、内覧時には忘れずに確認してみてください。

物件が建っている条件を知ろう

中古マンションや中古戸建住宅を見るときに、結構見落としがちなのが物件が建っている周辺状況です。築年数や物件価格に目が行きやすい所ですが、全面道路はどれくらいの幅があるのか?交通量はどれくらいあるのか?また昼と夜とではどれくらい人の流れが変わるのか?など周辺状況を知ることをとても重要です。

例えば全面道路の幅ですが、最低4m以上は欲しい所です。欲を言えば6m以上あれば更に良いです。この4mは車が行き違いできる最低の幅の為出来る限り、4m以上の道路に接している物件を選ぶ方が良いです。またその物件は、崖地にたっているのか?それとも平坦地に建っているのかも重要です。

崖地に建っている場合、その地域のほとんどは「宅地造成地域」という地域に指定されています。いわゆる山や崖を切り開いて造成した土地の為、昨今問題になっている「盛り土」や「切土」という工法で造成されているため、きちんと許可が取られているのかも調べるほうが良いです。

お隣さんの情報も聞き出そう!

お隣さんや上下階の人がどんな方が住んでいるのかも重要です。何気ない生活音でも異常なクレームを言ってくる場合などもあります。住んでからそんな人がお隣にいたのか!とならないために、管理人さんや不動産屋さんに事前に聞いておくことをお忘れなく。

これは以前あった話ですが、マンションをリノベーションしている時にお隣さんがそのマンションではかなり問題のある方のようでした。もちろん事前に工事のご挨拶もいっていますが、やはり工事中に色々と言ってこられました。最終的には管理人さんに間に入って頂き話し合いましたが、こういった事が起こらない様にお隣さんなどの情報も確認しておく方が良いです。

修繕記録や清掃状況も確認!

マンションも定期的にメンテナンスされているかどうかでその後の耐用年数が変わってきます。屋上の防水や外壁の塗装・排水管の掃除状況など定期的にメンテナンスされているマンションは、こまめに修繕しているということなのでマンション自体に問題が出てくるという事が少ないです。

またゴミ置き場や階段・廊下などもきちんと清掃されているかもチェックを忘れずに。

室内だけじゃなく外部も確認

中古物件の内覧時に室内のみを見られる方が多いですが、外部周りも確認することをお忘れなく。バルコニーの防水の状況や外壁のクラック・塗装状況、もし見れるようなら屋根の状態もチェックすることをお勧めします。室内ばかり目がいきやすいですが、外部周りもチェックしその時点で不具合があれば、リノベーションの際に一緒に直しておく方が、金額も抑えられます。

見るのは「タダ!」そしてプロに同行してもらおう!

気になる物件があればまずは見にいくようにしましょう。1回だけじゃなく2回・3回と出来るだけ現地を確認したほうが良いです。1回目では気付かなかった部分なども2回目で見えてくるところもあります。

またその際には、出来るだけ建築士などのプロの方に同行をお願いし一緒に見てもらう様にしましょう。

私たちでは、中古物件の内覧・資料請求・リノベーションに関するご相談など受け付けています。リノベーションに専門の一級建築士がご対応していますので、お気軽にお問合せ下さい。

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