リノベーションで使える補助金はないのかな?使える補助金は使いたい。と思っていませんか?神戸市内の物件をこれからリノベーションをと言う方に朗報です。神戸市がリノベーションをされる方に補助金を受け付けています。
条件が色々とありますが、神戸市内の物件をリノベーションされる方のほとんどが当てはまります。ではその条件を見ていきたいと思います。
神戸市内の物件をリノベーションする時の補助金
神戸市が、市内の物件をリノベーションする時に補助を出しています。「こうべくらし応援補助金 住みかえーる」という補助金です。2023年6月1日から受け付けており、現在(2023年7月16日)もまだ受け付けています
但し、補助金を受けるには条件があるのでその条件を見ていきたいと思います。
対象世帯
子育て世帯(中学生以下の子供がいる世帯)または若年夫婦のみの世帯(住み替え日時点で夫、妻の年齢の合計が80歳以下の世帯)です。
子育て世代と若年夫婦世帯のみに限定されています。若年夫婦の場合は、夫と妻の年齢の合計が80歳以下
となっているので注意ポイントです。
対象工事
- 中古住宅を取得し、住環境を改善するための一定のリノベーション工事を実施
- 住環境を改善するための一定のリノベーション工事を実施した中古住宅を取得
となっていますが、一定のリノベーション工事とはなにを言うのかも見ていきます。
一定のリノベーション工事とは
- システムキッチンの取り替え
- 洗面台の取り替え
- 節水型トイレの設置
- ユニットバスの取り替え、浴室の全面改修
- 内窓設置
- 間仕切り壁の撤去・新設を伴う間取りの変更
- 玄関扉の引戸化
- 玄関への手洗い場の新設
となっていますが、「内窓」と「節水型トイレ」には条件があります。まず節水型トイレは、対象製品の確認が必要です。今のトイレはほとんど節水型なので問題ないと思いますが、確認をするようにしましょう。
節水型トイレは、住宅省エネキャンペーンに登録されているトイレが該当トイレです。
次に内窓設置ですが、窓サイズ0.2平方メートル以上で2か所以上内窓を設置する必要があります。こちらも対象の製品が決められています。対象の内窓の確認「住宅省エネキャンペーン内窓」
内窓設置は、窓そのものを変えることによる複層ガラスに交換も可となっています。
耐震基準
耐震基準に適合していること。これは当たり前ですね。問題は旧耐震と言われる1981(昭和56)年5月31日以前の建物です。旧耐震の建物でも、「耐震基準」を満たせば問題ないです。
補助額
補助額は最大45万円となっています。基本30万円でそこに
- 市外からの転入の場合10万円
- 近居同居の場合5万円
が加算されていきます。両方の条件を満たせば45万円ですが、いずれにせよ30万円の補助金は大きいですね。
まとめ
神戸市でリノベーションする場合に、使える補助金をみてきました。こういった補助金は、神戸市以外でも出している場合があるので各市に確認してみてください。
また神戸市内の物件をリノベーションする方にとっては、今回の補助金は有効利用するべきです。ぜひ活用してみては如何でしょうか?
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